思い出約束
始まりは―
私がまだ小学生の頃、俊くんの両親が事故で亡くなった。
『どんなことがあっても、私がずっと側にいるよ。だから泣かないで。』
―
『うそっ信じられない!!みんな一緒なんてっ』
沙良の一言で幼なじみの私達が一緒になった。
『春花、話がある10時にまたここに来てくれ』
俊くんが私に転校の話しをしようとしてくれた
『なぁ、お前の名前何て言うんだ?』
記憶をなくしてから、初めて声をかけらた言葉
『好きだよ。』
その言葉と同時に奪われた唇
本当に涙が出るぐらい嬉しかった。
ううん…私がもらった言葉はこれだけじゃない―