思い出約束
沙良、海斗、未來さん…



沙良と未來さんにはなんて言っていいのかわからない。



『でも無理だったみたい。だからね、もうきれいさっぱり忘れる!!』




『俊くんを手放したら、許さないからね!!』



そう言って、後押ししてくれた2人―



『俺さ…俊から伝言あづかってるんだよね』



遠回しにいつも、キューピッド役になってくれた海斗



私は―1人だったらきっと、何もできなかった



みんながいてくれたからこそー




「なにまたボーとしてんだよ。」



「っえ!?」


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