思い出約束
うーんと沙良は頭をひねっる。


「俊くんはカッコいいし、ときどき見せる優しさもある。でもね…
海斗といるときの方が自分を出せるっていうか…何でも話せるっていうか…」





「とにかく、一緒にいて楽しいのよね!」




沙良は赤面になってエヘヘと笑った。


「春花、沙良、2人も一緒にやらないか?」


俊くんは花火を両手に持ってる。


「うん!行くっ沙良も行こっ!!」



「そうねっ」


石段を2人でかけおりて、俊くん達がいる方へと降りて行った。




海斗が手招きしている


―私達は変わらないよ?―



うん。そうだね。


< 117 / 119 >

この作品をシェア

pagetop