思い出約束
そっと、俊くんの手から離れる。
「春花…」
離れる瞬間、小さな声で
私に言った。
………。
「神崎?」
ボートしていた私に、向かいになった男の子が不思議そうに見てくる。
「あっごめんっなんでもない。」
さっき、離れるときに、言われた…。
『9時にまたここに来てくれ』
私は…ただ立ってることしかできなかった。
「春花…」
離れる瞬間、小さな声で
私に言った。
………。
「神崎?」
ボートしていた私に、向かいになった男の子が不思議そうに見てくる。
「あっごめんっなんでもない。」
さっき、離れるときに、言われた…。
『9時にまたここに来てくれ』
私は…ただ立ってることしかできなかった。