思い出約束
「そんなぁ。俊くん私達にもそんな事言わなかったなんてっ」


沙良はわめくように言う


「さ…らちゃんっ」


海斗も複雑そうに、


沙良を見つめる。




そんな私達を無視して、1時間目のチャイムがなった。



俊くんがいない学校は、なにもかもがモノクロに見えた。




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