思い出約束
バスから降り、しばらく歩いたところに真新しい学校が建っていた。



ここが、俊くんの通ってる学校かぁー


「ねぇ沙良、海斗」


「「…」」

あれ…?後ろを振り向くと沙良と海斗の姿がなかった。


…マジッ!?


沙良が先生から渡されたプリントを持ってるなか、私は、迷子になってしまった。


「春花ちゃんじゃないかい?」


振り向くと、1人のおじいさんが立っていた。


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