思い出約束
「ふぎゃっ!!」

ドテッ!!


春花は勢いよく転んだ。


「いた…」


「大丈夫かよ?」



そう言って、抱き抱えようとしたとき、何かの紙を踏んだ。


…なんだ?



手紙!?しかも、俺から春花宛先?



何で?














なんだっけ?




確か―



たしか…



この手紙、どっかで見た気がする…



俺が書いたんだっけ?



俺は―



「俊くん…?」



春花が好きなんだっけ?



好き…?



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