オオカミくんと子ブタちゃん
*****
家に着くと私はすぐに着替えて、夕食の準備にとりかかった。
大賀見は制服のネクタイだけ外して、リビングでテレビを見ながら寛いでいる。
「ねぇ、着替えなきゃ制服がシワになっちゃうよ。」
私は野菜を切っている手を止め、リビングへ行き着替えるように促す。
ソファに寝転がっている大賀見が、相変わらずの綺麗な顔で私を見上げた。
「ん。」
と言って片手を私の方へ差し出した。
「え、なに?」
起こせってこと?
私は差し出されたその手に自分の手を乗せる。
すると、大賀見がニヤリと不敵に笑ったかと思うと力強く手を引かれ、私は大賀見の上に倒れ込んでしまった。
「な、な、何するのよっ///」
慌てて大賀見から離れようとするが、手をガッチリと掴んだまま離してくれない。
大賀見の妖艶な瞳に囚われて、視線を逸らす事すら出来ないでいると
「なぁ…。そんなに言うんだったら、お前が着替えさせたら?」
大賀見が掴んでいる私の手を胸元へ運び、上から自分の手を覆い被せたまま、シャツのボタンを外していく。
「ちょっ、ちょっと!離してよっ///」
大賀見は私の言葉なんて無視して、どんどんボタンを外していく。
シャツの下から綺麗な鎖骨が露わになり、私は大賀見の色香にのみ込まれそうになっていた。
トクンッ、トクンッ、と鼓動が速くなり顔も熱くなっていく。
「…プハッ、めちゃ顔が赤いじゃん。」
「あ、アンタが訳のわからない事するからっ///」
やっと手が解放されてホッとしていると、大賀見は何も無かったかのようにソファを離れた。
「冗談だよ。お前、男に免疫なさすぎ。」
と言って笑いながら階段を上って行く。
私は力が抜けて、ソファにもたれ掛かった。
う"〜…なんなのよ、いったい///
………………………………っ⁈
ひょっとして、からかわれた⁇
「大賀見の馬鹿ヤローっ///」
リビングで思わず叫ぶと、2階から大賀見のケラケラと笑う声が聞こえてきた。
マジなんなのっ⁈
さっきは優しいと思ったのに、今度はからかうような事をしてさっ///
本当っ、大賀見って人間がわからないよっ。
家に着くと私はすぐに着替えて、夕食の準備にとりかかった。
大賀見は制服のネクタイだけ外して、リビングでテレビを見ながら寛いでいる。
「ねぇ、着替えなきゃ制服がシワになっちゃうよ。」
私は野菜を切っている手を止め、リビングへ行き着替えるように促す。
ソファに寝転がっている大賀見が、相変わらずの綺麗な顔で私を見上げた。
「ん。」
と言って片手を私の方へ差し出した。
「え、なに?」
起こせってこと?
私は差し出されたその手に自分の手を乗せる。
すると、大賀見がニヤリと不敵に笑ったかと思うと力強く手を引かれ、私は大賀見の上に倒れ込んでしまった。
「な、な、何するのよっ///」
慌てて大賀見から離れようとするが、手をガッチリと掴んだまま離してくれない。
大賀見の妖艶な瞳に囚われて、視線を逸らす事すら出来ないでいると
「なぁ…。そんなに言うんだったら、お前が着替えさせたら?」
大賀見が掴んでいる私の手を胸元へ運び、上から自分の手を覆い被せたまま、シャツのボタンを外していく。
「ちょっ、ちょっと!離してよっ///」
大賀見は私の言葉なんて無視して、どんどんボタンを外していく。
シャツの下から綺麗な鎖骨が露わになり、私は大賀見の色香にのみ込まれそうになっていた。
トクンッ、トクンッ、と鼓動が速くなり顔も熱くなっていく。
「…プハッ、めちゃ顔が赤いじゃん。」
「あ、アンタが訳のわからない事するからっ///」
やっと手が解放されてホッとしていると、大賀見は何も無かったかのようにソファを離れた。
「冗談だよ。お前、男に免疫なさすぎ。」
と言って笑いながら階段を上って行く。
私は力が抜けて、ソファにもたれ掛かった。
う"〜…なんなのよ、いったい///
………………………………っ⁈
ひょっとして、からかわれた⁇
「大賀見の馬鹿ヤローっ///」
リビングで思わず叫ぶと、2階から大賀見のケラケラと笑う声が聞こえてきた。
マジなんなのっ⁈
さっきは優しいと思ったのに、今度はからかうような事をしてさっ///
本当っ、大賀見って人間がわからないよっ。