わたしが幸せになるには
クラスのみんなはもう席についていた。



「え、あの子可愛いくね?」
「やっべ〜俺タイプ」
「あの子可愛すぎるぅ〜」
「私もそう思う…」



いろんな声が聞こえてくるが、今の私は…



「遅れて…ごめんなさい!!!!」



「入学早々遅刻とはいい度胸だな〜。お前は…松本か。覚えておく」



ニコッとした先生が怖く見えた。



とりあえず席について、うつむく。



注目されるのが慣れてないからすごく緊張しちゃった…
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