わたしが幸せになるには
「み、美優〜……うわぁ〜〜ん」



「よしよし」



優しく抱きしめて、頭を撫でてくれる美優に甘えてしまう。



どうして私とは一緒に帰ってくれないのに、あの人とは一緒に帰るの?



遊んだりするの?



私じゃ不満なのかな…



「私っ…もうなにも……わからないっ…」



今まで思ってきたこと全部、美優はなにも言わず聞いてくれた。
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