わたしが幸せになるには
ーーーーーーガラガラ。



「失礼しま〜す」



やはり、放課後の図書室は誰もいなくてとても静かだった。



「颯太せんぱ〜い…」



先輩を探しながら奥へと進んだ。



うちの学校の図書室の奥には個室の部屋になっていた。



そこを覗いてみると先輩がスヤスヤ寝ていた。



個室の扉を開けて、先輩の前に座る。
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