余命宣告された少女と天使。
サリエルの傷は気づけば消えていた。

それもそのはずキスをしていたからだ。私がほっとしていると、安心で涙が流れてきた。

「え?青!?...どうしたの??

なんで泣いてるの?それにさっきキス......」

「うん...ごめんね。勝手にキスしちゃって......嫌だったでしょ?」

サリエルは私の予想とは裏腹に首を横に振った。

「僕は、青のこと好きだから嬉しかった!」

「え!?」

「青も同じ気持ちならもう1回キスしたい...」

「私...も......好きだよ.........?」

私の答えを聞くとサリエルはキスをしてきた。

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