癒えない傷
壊れる関係
教室…。
今日は四人共なぜか離れていた。
祐と健太は二人で話しているものの
あたしと裕菜は目すら合わせない。
祐達は理由が分からなくて
今日は二人でいるらしい。
何故こうなったかと言うと…
ー朝ーーーーーー
「あ!裕菜っ「あたしさ あんたの顔も見たくないの 悪いけど
声かけないで?」
そう言うと家を出て行った
あたしが起きた時
裕菜は玄関で靴を履いていた。
パジャマ姿でなんか追いかけられないから
仕方なく洗面所へ行った。
学校に着き
裕菜を探す
するといつもは関わらない子たちと話していた。
ーーーーー
そして今に至る。
「おい 千尋…」
「へ?」
椅子に座っていたあたしは
後ろから聞こえる声にびっくりして
振り向いた。
祐だ…
「お前達さ…
喧嘩してんの?」
「んー…まぁ…」
今会いたくない人。
コイツは何もしてないけど…
でも…裕菜の視線が怖い。