癒えない傷


次の日…


ー祐sideー


俺は休み時間に

図書室に呼び出された。


そして今 図書室にいる。


すると…
「あ!風原くん!」

振り向くと新田がいた。


「お前か…俺呼び出したの。」


「うん!


あのさ…」


「なんだよ 言いたいことがあんなら早く言えば?」


新田はどんどん近づいてくる。


「あたしの服…

脱がして?」



「…は…?」


コイツ今…なんて言った?


「脱がすだけでいいからさ!」


「お前…頭おかしい…「千尋ちゃん…どうなっても知らないよ?」


「え…?」


「あ やっぱり反応するんだー!
千尋ちゃん好きって本当なんだね!」


「お前…誰から聞いた…」

「ん?裕菜からだよー♪」


俺はどうすることもできなかった。


「で 早く脱がして?


千尋ちゃん…危ないよ?」




ーーーーー

リボンのフォックを取り
ワイシャツのボタンを取っていく…

――嫌だ…でも千尋が…


「嫌っ!!」

「は…?」


その時…


――パシャっ




カメラ音が聞こえたかと思うと
新田は逃げ出した。





何が…起きたんだ…?


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