水たまりに映る空
「そ・・・そうなんですか・・・・・!!」


全然話した事も無いのに・・ 話せた!! ありがとう補習!!ありがとう沙織!!

すべてのものに 感謝したい


「・・・一年生?」

「はっ・・はい!!一年A組、水野 樹莉です//!!」

「・・・ぁ、3年B組の大野 翔弥です。」


礼儀正しい人だった。
間近で見ると、やっぱり華奢で、身長もそう高くはなかった
私より5cm高いくらい 目が大きくパッチリしていて、以外に童顔だった


「・・・ど・・・童顔ですよね・・・」


∑ハッ!! 思ってる事素直に言ってしまった!!
しかも目をみて深刻そうに・・



「よく言われるんだけど・・、そんなに童顔かな?」

「はっはい!すっごく可愛いと思います!!」


先輩は驚いた顔をしていた。


ダメだ・・もう終わった・・ 否定せずに認めたし・・
何、可愛いとか先輩に言ってんだ自分・・。
せめて綺麗ですだろ・・【それもどうかと思う


「・・・そっか、ありがとう」


え?  え!
・・先輩が 笑ってくれた
嫌がっている風じゃなくて 照れくさそうに
・・・・どうしよう。 すっごく嬉しい・・・!! もう涙・・出そうなくらい心臓バクバクだし・・ 


「あ、おばちゃん戻ってきたみたいだね。」

「あ・・!先輩、先に居たんでしょう?先輩から買って下さい!」

「ううん、いいよ。水野さんからどうぞ?」

「みっ・・・・水野さ・・・//!?」

「?水野さんだったよね・・・?」


苗字を・・・・ 2回も呼ばれた!?
今日はハッピーデーですか? 私誕生日じゃないですよ!?


私が硬直してる間に、先輩はいつのまにか水を買って、帰ってしまった。
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