【短】見えない君の愛コトバ
「遅い!!」

目の前には仁王立ちをした雪菜ちゃんが立っていた。

「遅いって言っても頑張って走ったんだよ~…」

「でも遅刻は遅刻よ!!時間がないんだから!!」

時間ないってまだ朝の9時だよね…

「とにかく気をつけてよね!!」

「は…はい…」

雪菜ちゃんの迫力に負けてとりあえず返事をしてしまった…。

雪菜ちゃんはわかれば良いの!!と言いながらニコッと笑った。

「信!!楽しみにしてたんだから早く行きましょ♪」

雪菜ちゃんも楽しみにしてたんだ~!!
なんか嬉しいなぁ~!!
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