【短】見えない君の愛コトバ
「信~…大丈夫?」

「ま、まあね…」

ジェットコースターを降りてもまだ僕は、真っ青だった…。
だって怖かったんだもん…。

雪菜ちゃんはそんな僕を見て軽くため息をついた。

「ちょっと休憩しよっか!!」

「うん…」

僕らはベンチに座った。他の人から見れば、僕が一人で座ってるように見えてるんだろうなぁ~…

雪菜ちゃんはここに居るのにね。

そんな事を考えてるとまたぼーっとしていた。

「し…?しー…信!!…あんた本当に大丈夫なの?」

雪菜ちゃんが心配そうに僕の顔をのぞきこんでいた。
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