ガラスの靴を追いかけて…!?〈完〉
病院から幸谷の車に乗り込もうとした時、声をかけられた方向に朝霧課長がいた。
ヤバイ!!
会社以外のとこで…まさか朝霧課長にあうなんて思わなかったからなんか焦ってしまう。
それに気づいた幸谷は朝霧課長に会釈するしてそそくさと運転席にいってしまった。
「いってこいよ……。もう松葉杖もなくなったしひとりで歩けるだろ?」
運転席から無愛想にいいはなった幸谷の言葉になんだか私はいたたまれなくなり扉をしめようとした。