ガラスの靴を追いかけて…!?〈完〉

その様子に二人は苦笑いしてお互い会釈した。


「元夫です…。」

「元妻です…。」



その息のピッタリとあったその様子をみていた幸谷も運転席からでて二人にみいった。


「やっぱり……お二人なんか感じが似てるもの……。」


その様子に朝霧課長はなんだか恥ずかしそうに頭をかいて照笑いを浮かべた。


「ここで…まだ働いてたんだね。大学病院の話しはどうなったの?」


扇さん…もとい真澄さんはいつものゆるふわな笑顔を浮かべた。


「やっぱり断ったの…。私、この街がすきだしここが好きだから……。」


「そうか……。」


「お二人と知り合いなの?」







< 103 / 110 >

この作品をシェア

pagetop