ガラスの靴を追いかけて…!?〈完〉


真澄さんのほんわかした雰囲気に連れられ私も二人をみて笑顔になる。

夫婦は似てくるとはいうけど…ふたりにはまさにそんな言葉がしっくりきているように思えた。


「ところで…休日に二人が一緒にいるとは思わなかったよー。」


朝霧課長からふられた言葉に私はビクリ…と体を震わせると突然…隣に座っていたはずの幸谷が私の方に視線を送ってから答えた。


「――結婚を前提にいいおつきあいさせてもらってます。」


えっ………!?









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