ガラスの靴を追いかけて…!?〈完〉
「まあまあ……なんかいろいろありそうだからとりあえずお茶でもしながら話そうよ。」
申し訳ないのはこっちの方なのに波多野くんの方が遠慮がちに切り出し私達はひとまず外へとでて近くのカフェを探して落ち着いた。
「あっ…あの3番の人いる…!! なんかゲーム間隔っていってたけどちゃっかりカッフリングしたんだねー。」
席に落ち着いた近くにさっきの3番の佐藤さんを見つけた織乃の言葉に例の坂下さんがいないか怯える。
「とにかく早く落ち着けよ!!」
あんなに脅しといて今さら落ち着けってどーゆう神経してるんだ…と殺意を込めた目で悪魔を睨むのをみかねた織乃がメニューで遮った。