ガラスの靴を追いかけて…!?〈完〉


注文したカフェラテがちょうどほんのりいい香りを漂わせて私達の前に運ばれてきて私はさりげなくいちいちつっここんできた悪魔を睨んだ。


「あ……坂下さん!!」


面白半分で私の背後をみながら奴は執拗に坂下さんをアピってきたのにイラッとした。


「いい加減にしなさいよ……!! そりゃあ、助けてくれたのは感謝してるけどいつまでもそんな手に引っかかるわけないじゃない!!」


幸谷の幼稚な遊びだと思い後ろをさりげなく振り返った奥の席になぜか…………ほんとに一人でいました!!


例の2番さん坂下さんが……一人でお茶してた!!








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