ガラスの靴を追いかけて…!?〈完〉
「まったくびっくりな展開よー!!どーゆう経緯をたどればそーなったのよー。」
松葉杖の私の姿に寄り添い出勤した幸谷を見て織乃は興味深そうに第一声をあげた。
「いやあ…特に何も…!!」
「じゃあ、柴崎預けたから…!!」
相変わらず無愛想に私を織乃に預けた幸谷はいろいろ聞かれるのを警戒したのかそのまま立ち去った。
「…でどうだったの??」
織乃は幸谷に変わり私に寄り添い歩きだす。
「どう……っいうか…結局、昨日病院いって送ってくれて……私ひとりだったから買い物とかしてきてくれて……。」
「それで……一緒にご出勤??」