私と同じ人を好きになった友達
「美奈と愛理まだかなぁ?」
今日は美奈と愛理とショッピングモールに買い物する約束してるんだ。
あ、あれ美奈かな?
「せい〜!遅くなってごめんね!!」
「全然いいよ!それより愛理遅いな〜。」
どうしたんだろ。なにかあったのかな。
「ほんとだ。まだ来てないね。」
愛理を待って30分くらいたった。
私の携帯が鳴った。
「あ、愛理から電話だ。」
「もしもし?愛理どうしたの?」
『ごめん!成那、美奈。今日急用できていけなくなっちゃった。ほんとごめんね。』
そっか。来れないんだ。用事なら仕方ないよね。
「わかった!いいよ!連絡くれてありがとね!美奈にも伝えとくね!!」
『ほんとごめんね。また行こうね!!』
そうそう。また行けばいいんだから!
「行こうね!」
でもなんか嫌な予感がする。
あーダメダメ!!信じなきゃ!!
「愛理なんて?」
「あ、今日急用ができてこれなくなったんだって。」
急用なんだから。愛理が嘘つくわけないじゃん。
「そうなんだ。じゃー今日は成那と2人でお出かけだね♡」
美奈。その顔男子が見たらイチコロだよ。
「そうだね!どこから行こっか!」
「もうすぐお昼だし混む前にご飯食べとく?」
あーもうそんな時間なんだ。
気づかなかったや。
よし、お昼ご飯食べに行こっと。
「うん!そーしよっ!」
「そう決まったらどこ入ろっか!」