私と同じ人を好きになった友達
信じるもの

午前の授業も終わって今はお昼休み。
美奈と愛理と3人でお弁当を食べている。

「ねぇ、成那と美奈は好きな人とかいないの?」

恋愛話きたかー。
私の好きな人は美奈しか知らない。

でも愛理になら言ってもいいかな。
なんか信じれる。

美奈は「私はいないよ〜」って言ってた。

そうそう、美奈はいないんだよね。

「成那はー?」

「私は、えーと。」

「あ、いるのね!おしえてー!」

「う、うん。陸斗だよ。」

あー言っちゃった。美奈が大丈夫??って顔してるよ。一応笑っとこう。

「陸斗くんか〜かっこいいもんね〜!」

なんか納得してる。笑

「そうだよ。愛理は??」

美奈も知りたいっぽいしね!

「あたし!?あたしはいないかな〜まだ。」

愛理はいないんだ。

「そーなんだ!好きな人できるといいね!」
美奈がキラキラな目で言ってる笑

「うん!美奈もね!!成那!応援してるからね!!」

「ありがと〜!!」

なんだ、言ってよかった。
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