闇姫
「お…おき…ろ…い」
誰か呼んでる…
ってあれ…うち寝てたのか…
由羅「起きた。」
類「ふっ。飯だ。」
といい部屋の真ん中に机がありそこに温かいご飯があった。
…それにしても…この部屋…うちと似ていて黒で統一されてる…
類「いいから食え。」
由羅「こんな食べれない。」
と言うと類はビックリしてた。
置かれたご飯は米にお肉そして味噌汁だった。
類「そうか。いつもお前はなに食べてる。」
最近はちょっとずつ食べれるようになってたが…
もう無理だろう…
由羅「ココア…」
そう言うと類は悲しそうな顔で
類「そうか…今持ってくるから待ってろ」
と言われ部屋を出てった。
……
類「ほら。持ってきたぞ。」
と言われありがとうと言い飲んだ。
類「なぁお前は俺の言うことだけを聞いてればいいんだ。」
こいつ…そうか…
由羅「お前がただ寂しいからだけだろ?」
類「そうじゃ…」
由羅「そうじゃないってか?
私はお前のものではない。
悪いが他あたれ。」
と言った瞬間腕を掴まれベッドに押し倒された。
類「うるせ!!!おまえに…おまえになにがわかる」
由羅「…わかんねーよ。わかんねーけど…寂しい気持ちはわかる。
誰かそばにいてくれないと無理っていうのもわかる。
うちはお前と友達になりたい。うちが絶対類を助ける。」
類「なに…いってるんだ…」
由羅「お前は元々ここの人間ではないことも知ってる。
そしてお前の両親は生きてる。」
類「どーゆ…こと…だよ…」
由羅「類の両親はこの家のどこかにいる。多分地下だろう。
助けてほしかったらこの手をとれ。多分蓮たちは知ってるぞ。」
類「なんで…あいつらが…」
由羅「流星は今までここにいたんだ。それであいつは地下に行ったこともある。」
類「そんな……」
類は崩れたように泣いていた。
それを私は抱きしめて「俺が絶対に助ける。」
と誓った。