がっこうのひげんじつ。
はぁ、はぁ、はぁ……。

息がおもいっきり切れたけど、三分遅れで間に合った。

あれ?古暦君は?古暦君が、いない?

う、うーん、でも今はこっちに集中、集中。

でも、何してるんだろ。



体育が終わった。

私はダッシュで教室に行く。

「古暦君!」

そこには古暦君が、いた。

「どうしたの?」

「さっきの話の続きだけど、知ってるも何もって、なんだったの?」

「あれはね……。」

古暦君が話してくれる。

「最初は一年前かな。ある日、僕は、まあ僕は中一の時は今宵さんとは別の学校だったわけだけど、なぜって転校してきたから。そこでね、僕は今宵さんと同じように先生、正しくは「ボク」から手紙をもらった。」

その時、教室に柳雪金ちゃんが入ってきた。

「あとは放課後っ。」

急いで古暦君は教室を出て行った。
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