サリフウリ魔法学園と神の子
天井からつり下がる、いくつものシャンデリア。


ここ、どこ?と言いたくなるような広さに、白い布のかけられたテーブルがいくつも、あった。


ここは、結婚式会場かよ…。



しばらく、立ち尽くしているとパッと目の前にスクリーンが出てきた。


スクリーンの中には、赤い髪の少女がメイド服を着て、こちらを見ていた。



「おかえりなさいませっ!1Sの皆様っ!あれ?…梓様はいらっしゃらないのでございますか?ん〜、一緒に来ていると思いましたのに…」



ずーん。こんな、効果音が似合う落ち込みをして、ハッとした顔になり…うんうんと頷いた。


なにこの、変なやつ。


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