サリフウリ魔法学園と神の子
留衣以外の3人は気づいていた。
梓は部屋に居ない。出てこなかったのは、寝ているんじゃない。
「あいつの部屋からは、なんの気配もしなかった」
「そして…」
「「「こんなに至近距離だったのに、彼女がいつ出て行ったかわからない」」」
うんうんと頷きながら、俺と楓花、魁斗で説明する。
「マジ⁉︎麗華ちゃん、居ないのかぁ…ならさ、魔法で場所を探せば?」
さっきまで何もわからなかった、留衣が一番役に立つ、アドバイスをよこした。
「場所探知か…いい手かも!」
場所探知は、夕食の後でだ…。