サリフウリ魔法学園と神の子
着いたのは、図書室。



「で?何の用?」



「……昨日の夜、どこにいた?」



「昨日?あ〜、ごめん!寝てて…インターホン鳴らしてくれてたんだよね?」



ごめんねと謝る、梓に頭が更に混乱する。


だって…あの時の梓に見えなくて。本心で言ってる様で…。



「どうしたの?水城くん?」



「え…」



「なんでもない。心配になったからさ」



すぐに楓花が助け舟を出してくれた。それを「そっかぁ」と返しているに、気づいていない様だ。



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