サリフウリ魔法学園と神の子

げっと思いつつも、電話に出る。



「ああ〜、もしもし?蓮さま?」



「……何のようだ?」



「まさか…お忘れですか?明日は学園集会でございますよ?王家の方、世界1の大貴族のお方が来られるのです。今日は家で着せ替え人形です!そして、明日への準備をするのでございます」



げぇっと声に出そうになったが、言うと不機嫌な声で倍話されるだろう。


なんとか、言わずに止めてへいへーいと返しておいた。


皆、同じようで…って、俺たち幼なじみは丁度霊力順に貴族位が付いている。


王家の次が世界1、次が俺、3が鳴神家、4が焔家、5が草部だ。


世界1から世界10までを、大貴族と呼ぶ。それより下は、貴族。貴族以下を民と呼ぶ。


そして、貴族のルールが上の位には逆らわないと言う事。意見は別だが。

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