サリフウリ魔法学園と神の子



「え…」



思わずといったように、楓花が声を出してしまい肩をすくめる。



「なにこの、女」



梓の隣に当たり前のように、立つ切れ長の目で黒髪のイケメンが低い声を出す。



「……なにをしているの、華藍kanatu」



「こいつが、麗華の前で…」



「ありがとう、そんなことで一々言わないの」



「ん」



麗華が軽く注意すると、むぅとしたままでなにも言わなくなった。



「大丈夫?草部さん」



「えっ、あ、大丈夫です!!」



「…そう、ならいいわ」



とニコッと微笑んだ。



「顔を上げなさい」



梓の一言で全員が顔を上げる。



梓は、いつも通りの髪を下ろしていたが、衣装がなんとも大胆だ。


赤いドレスに身を包んでいるが、そのドレスがヒドイ。梓の体のラインぴったりに衣装が張り付き、え、エロいっ。


梓の体は凹凸がハッキリしてて、出るところは出てて、引き締まるところは引き締まってる。
< 126 / 190 >

この作品をシェア

pagetop