サリフウリ魔法学園と神の子
エスコートされて、ステージの横に設置された、1番上の席に座る。


隣に水城くん、留衣くんが居た。1つ下の段に焔くん、草部さんが座っている。


貴族達は、私たちに近い方が位が高いと分かるように、設置されていた。


ここからはステージがよく見える。



「大貴族の皆様がご登場されました。続いて、我が国の国王陛下と第1王子、第2王子の登場です」



大貴族ともなれば、王家に行く機会が多くなる。私は、今も週に2回ほどのペースで第1王子に会っている。


簡単にいえば、幼なじみだ。


だから、無茶な願いも権力と仲がいいからで片付けられるんだ。



「そして、世界1の大貴族・梓 麗華様、至急本部までお越しいただきとう、ございます。」



え?なんで?



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