サリフウリ魔法学園と神の子
なんて、談笑している時、それはいきなり起きた。


パァンパァン


銃声が鳴り響く。


こんな、演出は無かったしダンス中にするとは思えない。


要するに…侵入者の訪問を知らせていた。



「キャー!」



誰かが、悲鳴を上げた。その声に慌てて、逃げようとする人。


動くなんて、危ないのに…。



「はぁ…全員止まりなさい!」



上の者には逆らえない、それを利用して全員を止まらせる。


そんな中、誰かが叫んだ。



「今、逃げなくてどーすんだよ!未知の敵と戦うってのか?」



そう発言した周りがザワザワしだす。



「はぁ…あなた達は言わなきゃ分からないの!?冷静に考えなさい!今、逃げたとして、敵がまだ、居るかも知れないのよ!?冷静に考えなさい!」



そう、皆の前で叫ぶと皆が固まる。


ハッと皆、冷静さを取り戻していく。


それを確認して、私はまた声を出した。
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