サリフウリ魔法学園と神の子
そういうと、実里は目を見開き、驚いたが心のどこかで、分かっていたのだろう。


しぶしぶ、頷いてくれた。



「早紀っ!外してっ!」



「はい」



そうして、早紀はそっと、髪に結んである赤いリボンを取ってくれた。


ドクン、ドクン。


鼓動が速くなってー



「んっ」



ゾクゾクっとくる感覚にグッとたえ、バサッバサッと耳元でおきる羽音にニヤリと笑う。



「なっ…!!」



皆は相当、驚いているだろう。


それはそのはずー
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