サリフウリ魔法学園と神の子
こ、こいつ…!


明らかに私を挑発し、怒らせようとしている。分かって入るが、…むかつく!



「やれないのか?それとも、その傷痛むのかな?」



「ふざけんなっ!早紀ぃっ!リボン、渡せっ!」



完全に挑発に乗ってしまった形になった。


挑発がとてもうまい。



「なめんじゃねー!」



早紀から、渡されたリボンを左手で持ち、時代劇の侍がまるで、刀を抜くみたいにリボンをひく。


リボンはまたたく間に、キラリと光る刀に変わった。



「れ、麗華っ!?それ、リボンに化けさせていたのかよ…!」



帝の焦った声に、ニヤリと笑ってやる。


霊力を抑えるためのリボンに、魔法をかけてMTKで強敵相手に、使う愛用の刃渡り1メートルの刀に変えれるように改良させた。



「ヒュー」



私が刀という武器を出したからか、悪魔は冷やかしの声を送ってくる。



「…悪魔、私が、刀という武器を出したことの、重大さ分かっているか?」
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