サリフウリ魔法学園と神の子
ギュッと抱きついて、思ったのだがやっぱり体は男の子で。


こんなに可愛い顔に、程よく筋肉がついていて。


私が抱きついた後に、ギュウっと抱きしめ返してくれる力は男の子そのもの。



「麗華ちゃん、可愛いっ」



「何言ってるの!?留衣くんの方が可愛いのっ」



「違うよ!麗華ちゃんだもん!」



だ、だもんって…


あー!可愛いすぎるっ!


家に招くなんて、断ろうと思ってたのに…



「私の家に来る?」



そう返していた。


もちろん、皆の答えは「行く」で。


結局、また私は皆と共に家に入ったのだった。




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