サリフウリ魔法学園と神の子
音の鳴った方をパッと見る。



「ふむ、あの方がいう様に、麗華様はお強いようだ。」



だれだ、こいつ。


私が言いたいことが、分かったのか白々しく



「あぁ、はじめまして、麗華様。」



と、挨拶しだした。



「はじめまして」



真顔で挨拶を返す。


明らかに、こいつは敵だ。


そして、相当強い。



「なんのようで?」



「あるお方からの命令で参りました。麗華様とお手合わせを願います。」



結構です。


そう言いたいのはやまやまだが、ここで断れば後ろの奴らを狙うだろう。


ため息をこぼす。


やるしかないようだ。



「炎の銃、水の銃。木の杖、雷の杖。風の弓矢。光の刀、闇の刀、すべての刀」



今使える霊力の30%を使って、武器を創り出す。


属性ありの武器だ。
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