サリフウリ魔法学園と神の子


「じゃ、俺がしてあげるよ♪」



そう言ってくれたのは、留衣くんだった。



「留衣くん、お願いね」



そう、にっこり笑って言うと留衣くんはにこっと笑って、「うん!」と可愛く返事をしてくれた。


そして、倒れている皆んなの方へ走って行った。



「んで?」



「なにが?」



「だ・か・ら!そのかっこい〜、フェアリーはなんなのよっ!」



フゥン!と鼻息を荒くして、言う草部さんに若干、押されつも「えっと…」と声を出す。



「これは…」



説明しようとした瞬間、焔さんが呆れた目で草部さんを見やる。



「こんな事も、分からないんですか。楓花は」


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