恋の花ーきっといつか君の隣でー


市倉千向里<イチクラチナリ>、高校1年生。


初恋もまだだけど
甘い恋を求めて高校へ入った。


ーハズなのに。


ーバンっ
昼休みの教室、机を叩き立ち上がった。


「いい出会いなんかひとつもないじゃんかー!!」


「いや、あの。落ち着け?」


友達のみっちゃんが冷静に突っ込む。


私も一旦冷静になり腰を下ろした。





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