君の世界
僕にとって

本というのは

設定はあるものの文字だけで語られる



それは自身の妄想で成り立ち

僕だけの世界ができる



そこには誰もいない



真っ白な世界に自分の好きな色が塗られる



綺麗なシミ一つ無い



まさに僕の理想



物語は僕の心を満たす



でもそれに手を伸ばそうとすれば



気持ち悪くて吐き気がする



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