僕は使命を果たすため下界に降りる。

ー語り継ぐ話ー

｢色々あったなぁー｣
｢ん？どうした？セレン？｣
リッキーを見つけてなかったら今頃家出してたかも笑
｢何でもないよ？あ、覚えてる？｣
｢何を？｣
僕は棚から一つ本を取り出した。
｢これ！魔法界の語り継がれてきた話！｣
｢え？そんなのあったっけ？｣
あ、リッキーまた忘れてる汗
｢校長先生の特別授業で教えてくださったじゃないか｣汗
｢ま、いいや、読んでよ！｣
｢はいはい｣汗



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魔法話

いつか起こると語り継がれてきた話…

ある男の子がいたそうな…その男の子は絶大な魔力と知恵、優しさを持っていた。
男の子はある日親友と下界に降りることになりました。
下界では人間として学校というものに通いました。
ですが闇の魔法使いによりバトルとなったりました。なんとか勝つことは出来ましたが…闇の魔法使いは諦めず何度も攻撃をしました。
そして、ある日親友が闇の魔法使いの人質になりました。滅多に怒らない男の子も殺気をだし起こっていました。
男の子は親友を助けるため必死で戦いました。
ですが闇の魔法使いにより魔力はどんどんなくなっていきました。魔力がほぼ無い状態におちいった男の子は大剣だけで攻撃し始めました。
闇の魔法使いは思いつきました。男の子を闇落ちさせれば自分の手に出来ると…
闇の魔法使いは親友の事を予め調べておいたのです。元人間という事で闇の魔法使いは親友を掴み瀕死状態まで魔法をかけました。
親友が倒れると男の子は親友に近付きました。
闇の魔法使いは親友に魔界で作られたナイフを
親友に刺しました。そのナイフは元人間に効くとされるナイフでした。

男の子は黒よりの紫色の目になって姿がどんどん変わっていきました。

闇落ちが始まったのです。

闇の魔法使いはさらに闇落ちしやすいよう闇の魔力をかけました。
闇落ちした男の子の姿は髪が元の色からガラリと変わり黒が強い青色に顔には薔薇のいれずみらしきものが入り、背中には骨の羽らしきもの生えていた。
闇の魔法使いは大変喜びました。
闇の魔法使いは魔界に連れて帰ってさらに、闇の魔力を高めました。

この事が原因となり世界は闇に落ちることになりました。
男の子は闇を使い全てを闇に染めてしまったのです。



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｢おしまい｣
僕が言い終わるとリッキーは

｢Zzz…｣
寝ていた笑
｢仕方ないなー｣
僕はリッキーをせよってベットに運んだ
｢ふぁぁ…僕も寝るか…｣
そして僕も横になってそのまま眠りについた