煙草の煙は恋の香り





私と廉さんが
付き合い出したのは


一週間前…





『はぁ……』





その日は、優月ちゃんが
彼氏と帰るってことで


一人でトボトボ歩いてた時だった。





『ちょっとそこの!!』


『……?』





その声に驚き、後ろを振り向くと
金髪の人が勢いよく走ってきた。





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