ずっと好きでいたい… 〜出会い〜 (1話)
数日たった
最初倒れた時と違って
意識が戻ってたら、誰も心配しなくなった。
やっぱりその時だけで、人間は愚か者だ。
手が痛い。
点滴......
プチっ
わたしは、点滴をとった。
『姉さん。どこにも居場所ないんだろ。』
患者の一人が言った。
じぶんでも、小さなつぶがほほをつたってながれていくのがわかった。
『知ってるよ。けど......どうせ』
ピーナースコールがなった。
『どうされましたか?』
『彼女を助けてあげて。』
『あっ…名前…』
私の名前のスペースのは、
名無し。
と書いてあった。
『点滴つけますね。』
私に名前はない。
わたしは、捨てられて、
保護された。
けど、わたしは、へいから飛び出して外の世界に出た。
知らないものばかりで目がくらんだ。
それなりに怖い思いもした。
私には青空が、黒く塗りつぶしたようにしかにえない。
私が見える世界は、みんなと違う。
『お姉さん行きましょう』
病院では、
お姉さん。お姉さんって、呼ばれてる。
『えっとあ母さんは?』
『いません』
『家族の方は?』
『いません』
『じゃぁ君しかいないのかい?』
『はい。』
『栄養不足もそうだけど、体のあちらこちらに病気を抱えてるみたいで、それと…がんが発見されました。』
最初倒れた時と違って
意識が戻ってたら、誰も心配しなくなった。
やっぱりその時だけで、人間は愚か者だ。
手が痛い。
点滴......
プチっ
わたしは、点滴をとった。
『姉さん。どこにも居場所ないんだろ。』
患者の一人が言った。
じぶんでも、小さなつぶがほほをつたってながれていくのがわかった。
『知ってるよ。けど......どうせ』
ピーナースコールがなった。
『どうされましたか?』
『彼女を助けてあげて。』
『あっ…名前…』
私の名前のスペースのは、
名無し。
と書いてあった。
『点滴つけますね。』
私に名前はない。
わたしは、捨てられて、
保護された。
けど、わたしは、へいから飛び出して外の世界に出た。
知らないものばかりで目がくらんだ。
それなりに怖い思いもした。
私には青空が、黒く塗りつぶしたようにしかにえない。
私が見える世界は、みんなと違う。
『お姉さん行きましょう』
病院では、
お姉さん。お姉さんって、呼ばれてる。
『えっとあ母さんは?』
『いません』
『家族の方は?』
『いません』
『じゃぁ君しかいないのかい?』
『はい。』
『栄養不足もそうだけど、体のあちらこちらに病気を抱えてるみたいで、それと…がんが発見されました。』