不器用な恋愛
どこ行きやがった!?
俺が優雅を探してる時…
「優雅〜待ってよぉー」
優雅ッ!!??
どこだ!?
後ろを振り向くと…
整った綺麗な顔…
長めの綺麗な黒髪…
漆黒の瞳…
白い肌…
モデルのような体型…
そう、優雅が不機嫌そうに立っていた。
男に囲まれてたのか?
まぁ、あれだけ美人だったら誰でも声は掛けるだろうな…
でも!!
声でも掛けてくっか♪
「碧壱さん♪」
一応、まだ他の奴居るし…呼び捨てはきついよな。
俺の声に気づいたのか優雅と目が合った。
「やぁ、どうかしたの?」
爽やかな笑顔を向けた俺に優雅って奴は―……
「……―フンッ。」
目を逸らした上にこの俺が声を掛けたのに無視。
この女―……