不器用な恋愛


「嬉しくないの?」

「何が嬉しいの?」


「えっ…だってあんなに人気な人に話し掛けられたんだよ???」


「……よくわからない。」

「まぁ、後で峰城君の凄さがわかるよ!」

「……―だといいね。」


優雅の友達いい人じゃん♪

後で仲良くなっとこッ!!

いろいろ知りたいし!


「でも、凄いなぁ〜♪
会ったばっかりなのに名前覚えてもらうとか!」


「……本当に。
名乗ってなんかいないのに…」


「嘘ッ!?
じゃあなんで知られてるわけ!?」


「知らないよ…。」



そりゃ、驚くよな…。


まぁ…まだあの2人は俺がどういう人か知らないからな♪



言っちゃうと……


俺はこの学園の理事長の孫。


だから、今まで学園に居た人間から入学してくる人間まで顔も名前もバッチリ知ってるわけ!!


まぁ、興味ある奴だけしか覚えないけど…






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