不器用な恋愛
「貴方―……えっと……中野さんは何者?」
「碧壱さんに憧れている人間の中の1人です!!!」
憧れ…??
こんなあたしに??
かわった人だ。
「中野さんはかわった人ですね…。」
「そうですか?
普通ですよ♪」
これで普通なの?
「それで…その…お友達には…なっていただけますか?」
…………。
「こんなあたしで良ければ。」
「嬉しいです!!
ありがとうございます///」
小さな手であたしの手嬉しそうに握っている中野さん。
そんなに嬉しいの??