不器用な恋愛
あたしの頬が赤い!?
そんなわけないし。
もう忘れよう。
「あれ?
もう俺のこと見ないんだ?」
はぁ?
こいつ…。
「もう見ない。」
「さっきは熱い視線で俺のこと見てたのに〜」
調子にのるなし。
ニヤニヤしててキモい。
それから隣から視線を感じながらも授業に集中した。
チャイムがなってすぐに…
「優雅に見つめられるなら授業も悪くねぇーなぁ〜」
なッ…。
「勘違いしないで。」
「何が?」
「見つめてない。」
「照れんな!」
「照れてない。」
なんであたしがこんな男に照れなきゃいけないのよ。