不器用な恋愛





それから優雅は車の中でもずっと不機嫌だった。






−次の日−



「「「「峰城様、おはようございます///」」」」


…………はぁー。


朝にそんな何十人も集まって大きな声出すのやめろしッ!


頭ガンガンすんだよ…たくッ。



「おはようございます

皆さん朝からありがとうございます。」



「いいえ、そんな///」

「お礼なんて///」

「話しちゃったぁ〜///」

「かっこいい///」




あぁぁ〜……なんかガヤガヤしてきた…。


最悪だ。





「ねぇ、邪魔。」


はッ!?


この俺に“邪魔”とか言ってんのはどこのどいつだぁ?



「あぁ、どうもすみません。」



目が合った瞬間に睨んでやる…


そう思いながら後ろを振り向いた。


目が合った瞬間



「邪魔。」



ってなんだよ…






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