不器用な恋愛
「碧壱さんでしたか。」
そーいえば声は女だし…
女でこの俺に逆らったりするのって優雅だけじゃん。
「おはようございます。」
「………。」
見事に無視ってやつか?
でもこんなに俺のファンがいるなかで無視…ってあとがやばいんじゃないかなぁ?
「何?
別に心配される必要ないから。」
「……あッ、そうですか。」
なんでこいつわかったんだ?
「ちょっと碧壱さん。」
うわッ……冠善さん
「何。」
「なんなんですかその態度?」
「はッ?」
「せっかく峰城様がお声をかけて下さったのに。」
「別にあたしの勝手でしょ。」
冠善さんさー
あんまり優雅をイライラさせないでほしい…